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ネットに載っている徒歩分数は80mを1分として駅まで歩く時間を記載しています。

 

ただ坂道は考慮していませんし、人それぞれ歩くスピードは違ってきますので、物件から一度歩いてみることをおすすめします。

 

バス交通を利用する物件では、駅前のバス時刻表で最終バスの時間をチェックしておきましょう。最終バスが夜10時頃に駅を出てしまう地域も多いので、乗り遅れのないように気を付けなくてはなりません。

 

さらに、夜間にタクシーを使う人は、すぐ捕まえられ乗れる場所を確認しておきたいものです。

 

タクシーの便の状況は、実際に夜に現地に行って確認するのが確実です。

また、自転車を使う場合は、駅周辺に駐輪場があるかを確認しておきましょう。駐輪場の規模や料金も抑えておくと良いでしょう。

物件を下見する際、物件の周辺をできるだけ歩いて、自分の目で環境をチェックしてください。

特に重要なのは、騒音がないかどうか、周辺環境においてにおいが気にならないか、生活する上で必要なお店や施設・機関が近所にあるかどうかです。

 

騒音については、平日は、近隣の工場や学校からの音が気になるが、週末は静かというケースや、昼間は静かでも、夜になると近くの幹線道路の騒音が響くというケースもあります。

できれば物件に入居を決める前に、昼と夜、平日と週末のように2回以上は現地でチェックすると良いでしょう。

 

同様に、においもチェックしましょう。

例えば、物件の裏手の川から悪臭がするというケースや、隣の飲食店から強いにおいがするといったケースがあります。

この場合は、人によって許容できる程度は異なってきます。

実際に、現地までいって、シュミレーションしてみることをオススメします。

 

生活に必要なお店や施設・機関については、駅から物件までの間にスーパーやコンビニ、クリーニング店、金融機関、病院等があるかをチェックできればよいでしょう。これも人によって重要視するお店や機関は異なります。そこで、ご自身にとって必要なお店や機関が何かを考え、それらがあるかを確認するとスムーズでしょう。

 

こうした物件の周辺環境は、入居してはじめて判明することが多いのですが、入居してから後悔しないためにも事前に十分チェックするべきです。

物件を内見するとき、窓がどの方角を向いているかという点は意外にチェックを忘れてしまいがちです。

 

南向き、東向きが一般的に日当たりのよい方角ですが、内見の時に方角を正確に知るのは難しい場合は、内見の後に地図で部屋の方向をチェックすることをおすすめします。

 

南向き、東向きの窓がある部屋でも日当たりがよいとは限りません。例えば、隣に部屋に接するような建物あるケースや、近くに日差しを遮るような高い建物がある場合などです。

 

内見の際には、実際に窓の外を見て、周囲の建物の状況をチェックするようにしてください。

賃貸サイトでは、居室の大きさを、〇〇帖と表示しているものが大半です。

 

1帖の大きさは、江戸間・京間・団地間など畳の種類によって違いますが、一般的には1.62㎡以上となっています。内見する時にはこの基準をもとに、お部屋の広さを自分の目で確認してください。

 

冷蔵庫やベッドなどの大きな家具家電を置く場所を頭の中で想像しておくと、スペースが足りない等のトラブルを避けることができます。

物件の内見をする際、物件だけでなくその物件の建物の管理状態もチェックしてください。

 

ゴミ捨て場・駐輪場の使い方や、廊下・階段の清掃の様子などを見れば、その物件がどのように管理されているかどうかがある程度わかります。

 

建物の管理状態が悪い物件は、入居者の生活態度も悪いことが多く、近隣トラブルも起きやすい傾向があります、

 

入居してから他の入居者やトラブルに悩まされないためにも、管理状態のよい物件を選ぶことが重要です。

女性の場合は特に、駅から物件までの道が夜間も安全であるかどうかを忘れずにチェックしてください。

 

住宅地では、朝や昼間は人通りが多くても夜間になると人通りがなくなるような道が多く、昼間と夜間両方の安全性を考えて頂きたいです。

 

もしも、駅までの最短経路が夜になると人通りがなくなるような場合には、より安全な経路をご自身で見つけてその経路を実際に歩いて見るなど試していただき、自宅までに最善の歩き方を決めておくと良いでしょう。